激うまコーヒーのおいしくする作り方淹れ方について

皆さんはコーヒーはお好きでしょうか。

仕事のスイッチを入れたり、コーヒーの味が好きだったりと、さまざまあると思います。

 

そんな皆さんにさらにコーヒーを楽しんでいただきたいので、今回はバリスタがお勧めしているドリップの淹れ方をご紹介したいと思います。

 

重要なのは、お湯を注ぐ時間と、自分好みの比率と時間を見つけることです。

では、詳しくご紹介していきます。

 

おすすめの入れ方

f:id:nefuron2010-7:20210524074721j:plain

まず用意するものですが、

 

・コーヒー粉 1杯分  14g(できたら豆で買って、淹れる前に挽けたらなお良いです。)

・お湯

・ケトル

・ドリッパー

・サーバー

・電子スケール(重さを計測するため)

・タイマー

 

になります。

 

【ポイント】

まず、粉の 16倍 の重さのお湯を 2分(うち蒸らし30秒)かけて注いでいきます。じつは重要なことはこれだけなのです!

 

1杯分のコーヒーなら14gの粉に230gのお湯の比率です。

大事なのは粉とお湯の重さを測ること、注ぐ時間をカウントすることです。

自分好みの比率を見つけるには、その数字の比率が重要になってくるのです。

 

【挽き目】

 

浅煎りのコーヒーはであれば細かい方が良いです。なぜかと言うと、透明感があって酸味がわかりやすい豆が多いため、しっかり挽いて甘さを出し切りたい(出し切って困る雑味が少ない)という思いがあるからです。

 

挽き目の調整細かくすれば甘くなり、細かすぎるとイガイガしてくるのが普通です。粗くすると甘さは減ってクリアになり、粗すぎると酸っぱくて味気がなくなってしまうのです。

 

コーヒーを淹れる時間で目を変えたりしますが、まずは真ん中くらいか、少し細かめで挽いて淹れてみるとバランスよく仕上がります。

 

【湯通し】

紙のフィルターをセットしてから、一度お湯だけかけて紙を洗うと良いです。実はこれをやってるコーヒー屋さんは多く、紙の匂いを落とすためと、器具を改めて洗うためと、暖めてあげること、この3つの理由があるからです。

なのでこの一工夫が大事だったりします。

 

また、湯通ししたお湯は忘れずに捨てます。または、カップを予熱するために、カップに入れておいてあとで捨てるのもよいと思います。

 

【お湯の準備】

 

粉をフィルターにセットして、平らにし、スケールの重さを0に合わせれば準備はOKです。特に浅煎りのコーヒーは、なるべく熱めのお湯がおすすめです。

 

香ばしさやイガイガ感が温度が高いと出てしまうことが、深めの焙煎だとあり得るので、それを好きではない人は温度を下げるのもあります。

 

しかし、実はドリッパーの中の抽出温度は沸騰したお湯を使っても91度までにしかならないとの情報もありますので、焙煎感が少ない豆ほど高温で成分がなるべく余すことなく出てくれる方が後味まで甘くなって深みがあります。

 

タイマーをスタートさせると同時に注いでいきます。

 

【蒸らし】

粉を濡らして、あとでお湯をかけた時に成分がでやすくなるために蒸らしを行います。30秒くらいでOKです。長くしても甘さが出やすくなってきたり工夫もできます。

 

蒸らしでかけるお湯が少なくても乾いた粉が残り、かけすぎても成分が溶けづらい状態となってしまうので、使う粉の2.5倍くらいのお湯で蒸らしができると良いですね。

 

1人分14gの粉なら35gくらいのお湯です。

ざっくりで言うと粉全体的に濡れるまで、って感じです。

 

目的は粉全体を濡らすことなので、ゆっくり注がず、わっと注いで大丈夫ですよ。

 

【混ぜる】

粉を混ぜるひと手間で全然味が変わります。蒸らしのお湯を粉にかけたらすぐに、ドリッパーをぐるんぐるんと回して、粉とお湯が馴染むように混ぜます。

 

 

お湯をかけるだけだとまだ粉がダマになったりして、ちゃんと蒸らせない粉もあるのですが、こうやって動かすことで、ちゃんと全ての粉にお湯が浸透して均一に蒸らすことができます。

 

【合計2分で粉の16倍を注ぐ】

何人分でも、16倍のお湯を2分で注いでいきます。基本的にはそれで美味しいでしょう。

 

なるべく同じようなペース配分で注げると良いです。

例えば1杯分で14gの粉で230gのお湯を注ぐ目標なら、蒸らしで35gかけて混ぜて30秒後に注ぎ始め、1分の時点で半分の115gくらいです。

 

そこからちびちび注いで2分ジャストで230g注ぐようにします。本当に重さを測ることは大事なのです。

 

 

【最後は落ちきりまで】

最後のポタポタ、最後まで落としきります。

気になる人は、ポタポタだけ分けてそれだけ飲んでみるとわかりやすいです。豆にもよりますが、これで味のバランスが良くなったりします。

  

美味しいコーヒーを淹れるためのコツ

f:id:nefuron2010-7:20210524074811j:plain

コツは2点あります。

まずは、濃さは粉の何倍のお湯を注ぐかでコントロールすると言うことです。比率的に粉が多いほど濃くなるので、何倍のお湯を注ぐか固定できれば、毎回決まった濃さになるのです。

 

何人分淹れる時でも、この倍数は一緒。例えば30gの粉を使う時も16倍の480g。粉の何倍のお湯を使うかが、濃さに直結します!

 

次に注ぐ時間で味のバランスが決まる

コーヒーは抽出時間(ドリップしてる時間)に応じて味の出方が変わるのです。

 

それを安定させるために、時間を測って、毎回同じ時間で注げるようにしたら自分の味を確立できます。

 

豆にもよると思いますが、おすすめなのは2分です。

何人分でも同じ2分でやっていって。つまり3人分ドリップする時は3倍のスピードで注いで、同じ粉がお湯に触れてる時間は同じにできると、味のバランスも同じ感じになるのです。

 

まとめ

f:id:nefuron2010-7:20210510153337j:plain

大事なのはコーヒーが比率を変えても同じように注げること、そして自分の好きな味を見つけてそのやり方を見つけていくことになるのです。

 

皆さんも自分好みの比率と時間を見つけられるといいですね!